スーパーオヤジギャグ〜(シリーズ〜奮闘五十二日目〜編) [時間が止まる。]
抗癌剤の点滴から十日ぐらい経つと〜
連れ合いもかなり自発的に家事をしてくれる〜
横になる時間も少なくなっている〜
これもして〜って〜私が言うと〜えーって〜
云われる〜
そういうひと時は病気を忘れられる〜
用事が終わってふと連れ合いを見ると〜
帽子〜顔のこけ〜指の黒ずみ〜
それを見入ってしまうと〜
現実に引き戻されてしまう〜